朝夕すっかり寒くなり、紅葉もしだいに広がり秋本番というところですね。
秋は稔の季節。雨に悩まされながらも、周辺の田んぼ作業(稲刈り・脱穀など)もほぼ終了したようです。我が家の田んぼも。11/3は天日干しした稲の脱穀でした。
今年の米作りも私はほとんど関われず、田んぼ主任の連れ合いも、仕事が忙しくて草取りが全く間に合わず、我が草の田んぼはすっかり水草におおわれてしまいました。(無農薬の米作りのネックは何と言っても除草です)
雑草に阻まれた稲は、かわいそうな位貧弱に…。
おまけに今年は、稲穂の先に籾がついていないのがたくさんありました。猿の食害です。
猿は稲が稔る頃をわかっていて、その頃をみはからって籾を食べていくのです。
今年は田んぼを大きく電気柵で囲ったので、イノシシの害は免れましたが、猿は電柵を飛び越えたりくぐったりして侵入してくるので手におえません。それに年を追うごとに集団の数も増えています…。
本来であれば、一年分のお米が収穫できる面積を作っているのですが、またお米を買うことになりそうです。
かける手間を思うとお米って買ったほうがずっと安いのですが、なんだかんだ言いながらも、季節が来れば来年もまた稲作りに向かって動き出すことになると思います。それはたぶん、自分で作ったお米を食べる喜びが、作る苦労を上回っているからでしょうね。今年も早く我が家のお米を食べたいです。
畑の方は、来春のための絹さやを播いて、今年の作業はほぼ終わりました。
7月の長雨には泣かされましたが、去年ほんとんど畑仕事どころではなかったことを思えば、どうにか今年のサイクルをこなすことができただけで上出来でしょう。
今は大根が葉をロゼット状に広げ、春菊やのらぼう菜なども、まだ小さいですが育っています。そうそう今年はインゲンときゅうりの種取りもしたんですよ。来春、これを播くのも楽しみです。また、たんぽぽに夏野菜の苗を出せるように頑張りますね。
今年は畑仕事をしたおかけで、少しですが身体をうまく動かせるようになったと感じています。ほんとうに「なにをするのもリハビリ」ですね!
秋はきのこの季節でもあります。
3年ほど前に植菌した原木に、今年もしいたけ、ひらたけ、なめこなどがたくさん出てくれました。食べきれないので、ご近所に分けて喜ばれたり、保存方法をいろいろ試してみたりと、料理のレパートリーも広がって楽しいです。ご近所からは野生のきのこをいただいたりして、秋の恵みを堪能しています。
そして今年も、わたしの水彩画で作った花暦カレンダーができました。
2020年花暦のテーマは《庭に咲く花》です。
(たんぽぽにて¥1,200で販売しています)
このカレンダーの売上は、障害者支援のNPOビートスイッチの支援としていますので、ぜひ皆様のご協力をお願い致します。
ただ、何故か来年のカレンダーは印刷の色が濃くて、私が一番大事にしている緑色がちょっとしつこいのです。私としては不本意で申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。