コラム

糖分の危険性と特徴

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糖分の危険性と特徴

近年、健康志向の方や意識の高い方などは、糖質制限をしている、またはしたことがあるという人が増えていると思います。糖質や糖分は、本来私たちにとって無くてはならない成分ではありますが、糖分を過剰に摂取すると、様々な病気のリスクが上がります。

例えば、癌が砂糖によって急速に悪化するのは有名ですが、他にも糖尿病を始めとして、あらゆる内臓疾患のリスクやアレルギーなどの悪化リスクが大きくなります。

 

逆に甘いものさえ食べなければ、病気のリスクは著しく下がりますし、病気自体が治ってしまう場合も多くあります。しかし「甘いものを食べないようにする」のは言うほど簡単ではありません。なぜなら糖分はとても中毒性が高いからです。そして、甘いものは多くの人にとって美味しいと感じられる味だからです。

 

甘いものを食べると血液中の血糖値が急速に上がります。

血糖値のスパイク上昇が起こると、体の防衛作用としてインスリンが分泌され、今度は急速に血糖値が下がり、一時的に低血糖のような症状になります。

わかりやすい症状としては、フラフラしたり、イライラしたり、疲れやすくなるなど。

そして、私たちの体は低血糖だと感じると糖を欲するようになっているので、甘いものがまた食べたくなります。

このように、一度甘いものを食べ始めると、血糖値の急速な上昇と下降を繰り返すことで、中毒的なサイクルに陥ってしまいます。

 

糖分の代表といえば白砂糖になりますが、白砂糖は、塩化ナトリウム99%の食塩と同じように、人工的に限りなく単一の成分に精製されており、透明なショ糖の結晶であるが故、私達の体に悪影響を及ぼすとも言われています。

 

そんな白砂糖以外にも、甘さとしての糖分にはいくつか種類があります。

黒糖や蜂蜜は、疲労回復、抗菌作用、抗炎症作用などの効能がありますし、アガベシロップやてんさい糖は、血糖値を急激に上げない低GI甘味なので、白砂糖のような強烈な悪影響は少ないのでオススメです。

 

甘いものは幸福度を上げてくれますが、同時に諸刃の剣でもあるため、体に影響が少ない良質な甘さを選ぶのが、甘いものと上手に付き合う秘訣なのかもしれません。

動画では、より詳しくまとめてありますので、興味のある方はぜひそちらも見ていただけると幸いです。

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