コラム

塩素の危険性

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水道水の塩素については、以前にもつうしんでお伝えしましたが、シャワーやお風呂の塩素の影響はご存知ですか?

塩素は25度で気化(ガス化)するので、浴室の中は塩素のガスで充満する事になり、シャワーを浴びると、気化した塩素が呼吸や皮膚呼吸によって血液中に取り込まれ、体内をめぐる事になります。
その摂取量は、水を飲んだ時と比べると100倍にもなるそうです。それによって、ぜん息や血管障害になり心臓病や脳卒中の原因になる場合もあります。

肌への影響は、アレルギー疾患をひどくさせ肌もカサカサになりますが、化学性物質、合成洗剤などのシャンプーやボディーソープを使っていたら、更に肌の表面は破壊され、塩素がより浸透しやすくなってしまいます。
髪の毛はキューティクルが破壊され枝毛の原因になり、バサバサに髪が傷んでいくのです。
アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある方は、お風呂での塩素の影響は絶対に避けた方がいいという事ですね。

お風呂のカビ取り剤や漂白剤などの主原料となっている塩素ですが、塩素系の洗剤から発生したガスを吸い込んでしまうと、目や鼻や喉に刺激を受け、それが原因で肺水腫を引き起こす事もあるそうです。
濃度は全く違うとはいえ、そんな危険性のある塩素で髪や身体を洗った後、塩素のお風呂に入っているのを想像しただけでザワザワしませんか?

実はうちの子も、お風呂上がりは必ず目の痛みや赤みが出て、肌がかゆくなったりしていました。
お風呂での塩素の影響を知りながら、今まで何も対策を取らなかった私ですが、試しに塩素を除去できるシャワーを取り付けてみました!
結果としてもっと早く付ければ良かったと後悔しています… その理由は、使い始めてすぐに子供のお風呂での肌トラブルや、目が赤くなるなどのトラブルが一切なくなったからです。
私も、お風呂上がりは顔が乾燥して、すぐに化粧水で保湿をしていたのですが、それも改善され、髪の洗い上がりも違いました。
今は、私も子供も安心してお風呂に入れるようになり本当に良かったです。

浴槽の塩素除去にはビタセラワン(塩素除去剤)を入れています。
浴槽の中の塩素は、備長炭などを使っても除去する事ができるそうですが、レモンに含まれているビタミンCは還元作用があり、酸化作用のある塩素と反応して中和できるので、塩素除去にはビタミンCが一番良いのは皆さんご存知ではないでしょうか。
緑茶にもビタミンCが含まれているので、茶殻をお風呂に入れても効果はあるようですが、茶殻をパックに入れる手間、それが破れた時のストレスを考えたら、生活に取り入れる事は私には難しそうです。
ビタセラワンはビタミンCの錠剤で、浴槽に1粒入れるだけで塩素を除去する事ができる商品です。
「ただ入れるだけ」←ものすごく魅力的(笑)

家庭での塩素基準濃度は、前のつうしんでもお伝えしましたが、住んでいるところによってはプールよりも濃度が高い所もあるようです。
世界からは、日本の水道水の塩素含有量の多さを指摘されているという情報もありました。
人体には影響がないとありますが果たしてそうなのでしょうか? 身体に害のあるものを、どこまで気にして生活していくかは自分次第にはなってしまいますが…
世の中のあらゆる毒を避けて生活するのは不可能に違いですが、私は、自分が出来る範囲の事はやっていきたいと思っています。

紺野 理恵

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