値上げラッシュが、今年に入ってからずっと続いていますが、この煽りはたんぽぽでもかなり影響があり、価格訂正も追いつかない状況です。
小麦や油は特に値上げが顕著で、昨年から既に3回も断続的に値上げされてる商品もあります。
この値上げラッシュの一般的な理由などは、既にテレビで散々報道されていますが、実際どこまで値上がりが進むのか?というのが、目下私たち庶民の最大の関心事だと思います。
経済指標などのデータから一般的な予測は出来るかもしれませんが、もし支配者層のシナリオがあるとしたら、そのシナリオ通りに着地させてくるのは過去の歴史が証明してます。
それがどんなに歪んだプロセスで、どんなに矛盾が生じようが、必ずそこに着地させようとするでしょう。
そして、この値上げラッシュにシナリオがあるとしたら、そのシナリオの一つの可能性として、ベーシックインカムの導入があるかもしれません。
ベーシックインカムとは、毎月国から一定額のお金がもらえるようになるという制度のことです。
このベーシックインカムにより、私たちが最低限の生活を送れるようになるという名目で制度導入が検討されています。
ただし、ベーシックインカムで支給するお金は、現金ではなく、ブロックチェーンを使ったデジタル通貨で支給される可能性もあります。
すると、どこで何にお金を使ったかを全てブロックチェーンに刻めるので、全てのお金の流れが透明化されるかもしれません。
もうお分かりかもしませんが、お金の流れを完全掌握できるということは、権力者にとって非常に都合の良い管理社会ができあがることになります。
もしそんな超管理社会を構築しようとしてるのであれば、まずは人々を徹底的に貧困化させ、その後にベーシックインカムという餌(人参)をぶら下げるという可能性もあるのではないでしょうか?
そうするといまの物価上昇は、既存経済のクラッシュと貧困化フェーズの一環である可能性もあると思えてきます。
一般的には、来年の春以降は世界のインフレも落ち着いて、それに合わせてコストプッシュインフレも収まれば、日本の値上げラッシュも一旦は収束するとも言われてるので、そのように願ってはいますが、ただベーシックインカム、そしてブロックチェーンを使った、あらゆる取引が記録されるデジタル通貨、このキーワードが出てきたら、要注意かなと私は思っています。
タダより怖いものはない。
しかもそれが生活や命に関わるモノなら、その与奪権を完全に掌握されるのは怖い気がします。
例えば、ベーシックインカムを受け取りたければワクチンを打つ必要があるとか、マイナンバーカードの義務化とか、色々条件つけてくる可能性が高いんじゃないかと思っています。
ただ一方で、条件さえ満たせば、家畜のような労働から解放されるとも捉えることもできます。
苦痛な労働か、ベーシックインカムか、どちらにしても社会システムに飼い慣らされることに変わりはありませんが、毎日毎日苦痛な労働をしてる人にとっては、このベーシックインカムという制度は、ある種の解放と感じられるかもしれません。
そして、今回妄想したベーシックインカムのシナリオ以外にも、世界規模での急速な物価上昇に絡めたシナリオというのは他にいくつも思いつきます。
ただ、どんなシナリオだとしても、現在の資本主義経済は既に末期状態である事から、何らかの形で一旦リセットされる可能性は大いにあると思います。
そうなった時、私たちには何かなす術があるのでしょうか?
グレートリセット、ここ数年よく聞くフレーズです。
このグレートリセットで今の資本主義システムが根底から壊される。
そして、そこから貧富の差は縮まり、より平等な社会が再構築される!と思ってる人もいるようです。
だから世界経済の崩壊や、グレートリセットを待ち望んでるという人もいますが、グレートリセット自体も支配者層のシナリオの一環だとしたら、彼ら支配者層や一部の圧倒的な富裕層にとって、都合が悪いリセットにするはずがないと思います。
これをただの陰謀論として切り捨てるか、可能性の一つとして受け止めるかは、皆さんにお任せしますが、もしそうなったらどうするのか?という想定だけでもしておけば、ある日突然知るよりは回避策を考える時間があるとは思っています。
この記事へのコメントはありません。