コラム

食品ロスについて

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日本では今後食糧難になると不安視されてる中で、日々食品が捨てられていると言う、真逆の食品ロス問題も発生しています。

この一見すると矛盾している状況ですが、今の日本は高度に発達した物流の上に成り立っており、ひとたび物流が滞れば、3日と持たず私たちの生活圏から食べ物は無くなってしまうであろう、そんな薄氷の上で続いている毎日でもあります。

勘の良い人は、このリスクを感じ取っているから、食糧難に備えているのかもしれません。食べ物を買う以外に手に入れる術が、ほとんど無くなっている今の私達は、実はかなりのリスク環境下にいると言うことです。

 

そんな中でも現在のサイクル下では、過剰に食べ物が供給され、年間で約472万トン

(毎日大型トラック約1,290台分)もの食品が、食べられる状態なのに捨てられていると言うのも事実です。

 

食べることは生きること、食の大切さをお伝えしているたんぽぽとしても、この問題は気にしており、なるべく食品ロスが出ないように努力しています。

しかし発注ロット数や賞味期限などの関係でどうしてもロスが出てしまうのが現状です。

 

そこで、不定期で開催している在庫一掃セールや、毎週火曜に余剰野菜の値引き販売などを行い、少しでも皆さんに食べていただければと思っています。

現在の過剰とも思えるほど発達した物流だけに頼ることなく、自分で作ったり、身近な生産者と繋がるなど、今後の生活環境再構築も考えなければいけない時期に来ているのかもしれません。

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