コラム

たまごの話🐓

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日母から、「たんぽぽで買ったたまごの白身が、ビシャっとしてて水っぽいけど、大丈夫なのか?」と言われました。

実は最近、他のお客様からも同様の質問があったので、今回はたまごのお話を書いてみようと思います🍳

皆さんは「黄身も白身もプックリとしたたまごが新鮮だ」と思っていませんか❓実は私もそう思っていましたが、実はそれ、鮮度とは関係ないかもしれません。と言うのも、産みたて0分のたまごでも、水っぽいたまごはあるし、数ヶ月経っても、黄身も白身もプックリとしているたまごもあるからです。

産みたて0分と言うのは、生産者の川村さんが、まさに鶏が生む瞬間に立ち会ったことがあり、その時生産者の特権として、即食べてみようとしたことがあるらしいのです。それはどれほど美味しいのか✨と、胸を躍らせながら割ったら「ビシャ、、、💧」(え?何コレ?水っぽい、、、産みたてなのに、、、😳)と言う経験があるそうです。

実は、黄身も白身もプックリとしてるたまごは、若い雛鶏が産むたまごで、2歳以上になると、プックリとはしなくなってきます🐥

また、水をたくさん飲んだり、水っぽい餌をたくさん食べると、水っぽいたまごになります💦でも品質や成分は全く問題ありません。

もう一つ、川村さんのたまごの黄身は、薄いレモン色で、味もあっさりしています✨

黄身の色は、どんな餌を食べさせているかで変わり、魚粉やトウモロコシをたくさん食べさせると味が濃い卵になります🌽

川村さんの鶏の餌も、魚粉やトウモロコシが入っていますが、その量はほんのフレーバー程度で、殆どが、無農薬の野菜や大豆、米、そして籾殻燻炭です😊

魚粉やトウモロコシは、高タンパクで味も濃くなりますが、安全な魚粉や遺伝子組み換えでないトウモロコシはとても高価で、下手をすると人間より食費がかかります😅

それよりも、その土地で作ってるお米や野菜や大豆をメインで与え、その鶏糞はまた土に還す♻️この循環型により、奪いすぎず、与えすぎず、バランスを保つ。それが、川村さんの農法です🌱

通常、たまごを産む為だけの鶏は、2歳になる前に殺処分になるか、弱って死んでしまいます😢

人間で言えば20代前半位までの短い命です。その短い生涯を狭いゲージで過ごし、飛ぶ事も、砂浴びする事も知らず、ただひたすらに、人間が食べるたまごを産むだけの存在。

それが家畜の運命と言えばそれまでですが、川村さんは、プックリとしているとか、効率的にたまごを生産することよりも、鶏さん本来の生態に近くなるよう、広い鶏舎で伸び伸びと走り回り、そして飛び、昼寝して、砂浴びして、産卵率が落ちてもそのまま寿命まで一緒に暮らす🐓🐓🐥
だから、川村さんのたまごには、2歳を超えた鶏さんのたまごもあって、その中にはたまに水っぽいたまごもありますが、決して品質が悪い訳ではありません⭕️

産卵期のピークは過ぎてるけど、ゆっくり大事に産んでくれたまごです✨たんぽぽではこれからも、そんな貴重な平飼い有精卵を皆様に届けていこうと思います☺️

※追記※
以前、ニラを大量に食べた子が産んだたまごが、緑っぽくニラくさかった事がありました😓今年はニラは与えないようにするそうですが、もしたまごがいつもと違うと思ったら、いつでも気軽にご連絡ください😊☎️

川村さんの平飼い有精卵
通常¥550 ➡️ 6月中は ¥390(税込)


気候が良い今時期は、とても産卵率が高いのですが、猛暑が続くと急激に産卵率が下がります。実はたまごにも旬があるということです😊🍳

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事ランキング

PAGE TOP