コラム

放射能測定しませんか?

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先日、私の子供の内部被曝測定をしてみました。結果は、息子(8歳)は不検出でしたが、娘(5歳)からはセシウム137が検出され内部被曝していることがわかりました。

原発事故からもうすぐ7年が経とうとしています。今の時点で、メディアなどからは目立った放射能被害は報道されていません。でも、インターネットで深く調べると、実害が多く報告されていますし、チェルノブイリ事故やスリーマイル原発事故のその後が書かれている本を読んで、楽観できないと思っていたので、まず自分の子供が実際にはどれくらい放射能の影響を受けているのかを測ってみることにしたのです。

放射能の健康被害と言うと、ガンや白血病を連想するかもしれませんが、実は一番多いのは心臓疾患だと言われています。その他にも糖尿や血管疾患(脳梗塞)など、どんな症状が出るかは人によって様々ですが、共通しているのは著しい免疫低下です。
低線量被曝による健康被害の初期症状として、鼻血が止まらないという話は聞いたことがあると思いますが、それ以外にも頭痛、倦怠感、喉の痛み、下痢、発疹、微熱など様々あることがわかっています。でも、どれもただの風邪や体調不良のような症状なので、被曝による健康被害なのかを見分ける方法がありません。

放射能は目には見えないし、匂いもしません。一気に多量に被曝しない限りはすぐに死んでしまうこともないので、今では一部の人以外は放射能のことは気にしないようにして暮らしていると思います。 しかし、関東から東北にかけては、確実に放射能の影響により、チェルノブイリと同様の被害が、静かに、でも確実に出てきています。 とは言え、どのくらい気にすれば良いのか、どれくらいから健康被害が出るのか、気にしてもその結果も分からないから、気をつけ続けるのも疲れてしまいます。

でも、内部被曝測定をする事で、どのくらい被曝しているのかが分かります。そして、その数値によってどれくらい健康リスクがあるのかも知ることができます。

私の娘は、体重1キロに約1ベクレルのセシウムがある事が分かりました。体重1キロに対し10ベクレルをこえると、かなりの確率で健康被害が出るそうなので、娘は要注意なレベルだと言えます。
息子と娘の生活環境の違いは、給食の牛乳を飲んでいるかどうかくらいです。牛乳が原因かは分かりませんが、娘の体内の放射能を排出するために、今後はミネラルや酵素を摂らせ、半身浴などで汗を出すようにさせながら、牛乳を飲ませないようにしてみようと思います。

今回の内部被曝測定を行ってくれたのは「市民の放射能測定室、小さき花」です。
子供や自分自身の内部被曝量を知りたいという人に、「小さき花」の協力のもと、たんぽぽで測定の受付をすることにしました。

測定方法は、測定者の尿を2リットル採取してもらいます。そして、検出下限が約0.1ベクレルの精密測定を行いますので、興味のある方は、スタッフまでお問い合わせください。

また、測定所へ直接申し込むことも可能です。直接申込む方法は以下をご覧下さい。

山田 朋

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