コラム

おいしい野菜食べませんか?

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今年の冬は大寒波が押し寄せ、野菜や農産物も大きなダメージを受けましたが、4月に入り、たんぽぽに並んでいる野菜も春ならではの新モノが多くなってきました。そこで今回は、たんぽぽで扱っている野菜の事を書いてみようと思います。

農薬を使った野菜や農産物は、大きさも整っているし、なにより見た目がキレイなものが多いですが、栄養素や効力は本来の野菜の半分以下というモノも多いみたいです。だからたんぽぽでは、ちょっと見た目が悪くても、ちょっと大きさが不揃いでも、野菜本来の力がギュッと詰まった無農薬野菜を中心に取り扱っています。(季節外れの野菜でも、50%以上農薬を減らした減農薬の野菜です)

農薬の健康被害は蓄積されるのですぐにはわからないし、人によって様々な症状が出るので、健康被害があったとしても、それが農薬の害だと気づくことは難しいと思います。でも、近年増え続けるアレルギー体質、成人病、不妊症などの一端は確実に農薬などの化学物質によるものだろうと言われています。その証拠に、デンマークの精子研究グループが、有機野菜を食べている人は精子の数がほぼ正常で、食べていない人は半分くらいしか精子がない、という研究結果を発表しています。

農薬や添加物などの化学物質にはリスクがあることは、実は多くの人がなんとなくでも知っているみたいですが、オーガニック野菜や食品は高価だから、経済的に続けられないと思っている人も多いみたいです。すぐには実害が見えにくい化学物質に対して、食費が上がればダイレクトにお金は減ってしまいます。私の知人や友人に農薬や化学物質のリスクを伝えても、「お金が続かないよ~」と言われてしまいます。
そんな知人や友人が節約する時、真っ先に削るのは食費だそうです。でも、子どもの習い事、外食、行楽、趣味や洋服には結構なお金を使っている場合が多く、コンビニにも相当お金を落としているようです。(毎日コンビニでコーヒーを買うなど)

私はそれらにお金を使うのも別に構わないとは思いますが、自分や子どもや家族が、今日も明日もこの先もずっと、健康で生き生きと暮らしてほしいから、食費を削って劣悪なモノを食べるくらいなら、それ以外を節約したほうがいいと考えています。 教育に熱心であるがゆえに子どもを夜遅くまで塾に行かせて、夕食にカップラーメンを出す家庭や、毎月1万円以上も携帯ゲーム代を払いながら、外食はサイ○や食べ放題に行く家庭、お弁当がスーパーの冷凍食品オンパレードの子ども。私の子どもの友人はお弁当がほっ○もっとの子もいるようです。そんな話を見聞きすると、とても悲しい気持ちになります。

自分をすり減らしてまで働いたり、安いものを求めて車で出かけたりする前に、未来の自分、未来の子ども、未来の家族のために、美味しい野菜で料理をする時間を作ってみませんか? 例え食材の多くをオーガニックで揃えたとしても、自炊さえすればお惣菜を買ったり、安い外食をするのと大して費用は変わりません。

そして、たんぽぽでは季節の野菜の詰合せを、パックにして毎週配達もしています。
パック内の野菜の指定はできませんが、定価より10%以上お得なセット価格になっています。
たんぽぽの野菜パックは、なるべく無農薬の野菜を中心に、野菜から季節の移り変わりを感じてもらえるようなセットにしています。忙しくて毎週お野菜を買いに来られない方や、移動手段がない方でも、おいしくて安全な野菜を食べたいという方はたんぽぽの「野菜パック配達」をご利用下さい。

山田 朋

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