コラム

『湿邪』という冷えの原因

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梅雨の時期、ジメジメした日など体調にダルさを感じたりする方はいらっしゃいませんか? 体に不調を引き起こす原因は湿気かもしれません。『湿邪』(しつじゃ)と呼ばれるそうです。

水は人にとってなくてはならないものですが、湿度の高い所に長い時間いると発汗しにくくなり、余分な水分排出ができなくなります。それによって、湿邪が体内に溜まると「冷え」の症状が出ます。冷えによって、血液の循環が滞り代謝が悪くなり、汗などでうまく水分を排出できなくなって、むくみも起こりやすくなります。他には眠気・疲れ・肩こり・関節痛・めまい耳鳴り・頭痛・お腹の調子が悪くなったり、口内炎ができたりするのも「冷え」が原因かもしれないのです。(女性は、生理痛や不妊の症状)

肌寒い日が続いたと思ったら急に暑くなったりと、急な気温の変化はストレスになり、自律神経も乱れます。
私も、最近は手足の冷えがひどくなり、気分も落ち気味。自律神経の乱れは女性ホルモンが関係しているので、特に女性は湿邪の影響を受けやすくなっているそうです。

そこで、湿邪の影響を受けない為には、下半身を温める『半身浴』がオススメです。体の水分は下に溜まりやすいので半身浴をする事によって血流を良くしむくみを解消、自律神経を整えましょう。

半身浴の方法は、ぬるめのお湯に心臓より下まで20分〜30分浸かる(無理しない程度で)。
長く浸かる事によってたくさん汗もかくので、体の中の老廃物や余分な皮脂を排出でき、リラックス出来るので疲労回復にも効果があります。リラックス効果を高める為に入浴剤も良いですが、粗悪な入浴剤は使用されている成分が、皮膚から体内に入る事によってアレルギー性皮膚炎反応を起こしたり、臓器障害・発ガン性もある危険な物なので、安全な入浴剤を使う事をオススメします。

経皮毒については、何度も何度もお伝えしてるのですが…お風呂で使うジャンプー・ボディソープなどは安心して使える物を選び、お風呂やシャワーの塩素も肌のトラブルの原因にもなるので気を付けて欲しいと思います。有害物質を自分の体内に入れないように生活する事が大切なのです。

[ 冷えは万病のもと ]
お腹の冷え →胃腸障害・便秘・慢性皮膚病・口内炎・腰痛
生殖器の冷え →婦人病・腎臓病・尿道炎・神経痛・リウマチ
肺の冷え →思い頭痛・肩こり・アレルギー・風邪・気管支炎・ゼンソク

紺野 理恵

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